消費者金融で名義変更をすることが難しい理由とは

名義変更といえば土地であるとか建物、契約者の名義変更が考えられますが、消費者金融においても名義変更というものは存在します。契約者だった人から別の人に名義を変更するというものですが、これによって消費者金融、例えばエイワなどを利用している時にエイワから借り入れている借金や借入枠というものが他の名義人に変更されるということです。こういう事例はほとんどありませんが、出来ないわけではありません。出来ないわけではないけれども事例が少ないのは、消費者金融が嫌がるからです。

なぜ消費者金融が嫌がるかというと、エイワのような中小でまじめに営業をしているところからすると、名義変更によるトラブルというものを避けたいと思うからです。名義変更によるトラブルはいくつ考えられることがあります。一つが名義貸しです。名義貸しをする人というのは借り入れをするだけするのですが、それを返済するという気は最初からありません。ですからもしも名義貸しで借り入れしたお金を返済せずに逃げ出そうと考えている人間を名義変更してしまうようなことになったら、全く関係のない人が返済の義務を追うことになり、ややこしいことになりがちです。これはよくあることであり、今でも名義貸しの犯罪は多いために、消費者金融はどういうところでも嫌っています。

もう一つがその名義人の審査をもう一度しなければならないということの煩わしさがあります。万が一ですが新しい名義変更をする人が身分を偽っていたり、嘘をついていないか見ぬかなければなりません。見ぬかなければならないだけではなく、借り入れの返済の審査もしなければならないので、面倒が増えます。そこまでの手数を掛けたくないために嫌がるというわけです。

エイワでも他の消費者金融でもその辺りの考え方はほとんど変わりませんから、まず名義変更なんていうことは出来ないと思っておいたほうがいいでしょう。よほど信用が置ける人で、犯罪がないだろうということがわかればできるかもしれませんが、それなら他の会社に借換えるようなことをした方が結果的に楽になると思います。

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