ネットローンが当たり前の時代でエイワは対面を重視している

インターネットが当たり前に使われる時代になり、インターネットで申し込み、そして振込まで行うのが当然になっている消費者金融業界です。インターネットが出てきて、ネットローンというものが出てきた時には衝撃的だったのですが、今やそれが当たり前になっています。

元々ネットローンは専業で行っている貸金業者がほとんどでした。貸出の時にはインターネットで申し込みと振込指示をすることで、簡単に振り込みをすることができるために、システムを作って行っていた人がほとんどでした。しかしこのような方法にはデメリットもあり、それによって多くの専業ネットローン業者はなくなっていき、中には吸収合併されていくものもあったのです。

どうして失敗したかというと、申し込み時点相手が嘘をついていたり相手の信用がちゃんとあるのかどうかというのを見ぬくことが難しかったからです。あくまで電話やインターネットなどでは間接的にしか相手の事がわからないのですが、それが借入をした人の信用を見ぬくことが出来ずに貸し倒れなどを引き起こすことになったのです。インターネットは便利ですけれども、パソコンの向こう側にいる人まではどういう人なのかを表すことが出来ないために、ネットローン専業の業者は今やほとんどいないのです。

逆に昔の中小企業と同じように対面での貸出・借入を当たり前のように考えているエイワのような会社は未だにいくつも残っています。しかも大きく成長はしていないですけれども、地道に活動しているおかげでエイワの評判や口コミというのはかなり良くなっています。当然中には「どうして無人契約機を用意しないのか?というような声もあるようですが、それでも対面での審査や貸出というものにこだわりを持っているようであり、それが逆に地道に生き残っている秘訣なのかもしれません。

消費者金融もどんどん便利になってきていて、利用する側にとってはありがたいことですが、貸出をする側にとっては相手がどういう人か?というのを見極めるのが難しくなってきている状態です。だからこそエイワのような対面を重視するという方法は、大事なのかもしれません。

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